卵子の大元となる細胞を、"卵祖細胞"といいます。
まだ お母さんの子宮の中にいる頃に作られ始めます。
妊娠6ヶ月頃 約500~700万個ほどになり、この時期が最大となります。その後は自然に減少し、出生前には約200万個ほどになります。
そして、卵祖細胞から少し成長した"卵母細胞"となり卵巣の中で、長い長い眠りにつきます。
生まれる時は、この卵母細胞(約200万)と共に生まれるのです。
生まれた後も、この卵母細胞の自然減少は止まりません。
7歳頃には50万個、思春期には20万~30万個ほどになります。
そしていよいよ月経が始まると、目覚めた卵母細胞が発育し、"卵子"が排出されます。
まさに10数年間の眠りから目覚めた、"卵子"の誕生です。
"卵母細胞"は、"長生き細胞"です。自分と同じように年を重ねています。