doctor monologue

ホルモン検査

私たちの仕事の半分は、卵胞の発育と排卵を監視していくことです。あえて未熟卵を採卵して、体外培養で成熟させる方法もありますが、普通、良質の成熟卵を得るために、体外受精の世界では、今まで数多くの排卵誘発法が開発されてきました。ただ、どの場合でも基本的には、超音波検査で卵胞の数とサイズを測定し、血液検査による卵巣のホルモン(E2:卵胞ホルモン、P:黄体ホルモン)および下垂体のホルモン(LH、FSH)でリアルタイムに発育していく卵胞をモニターしていくことが必要不可欠になります。ホルモン検査は結果を迅速に出すために、たえず最新検査機器を2台整備してエラーにも備え、早く帰宅できるように努力しています。来院するたびに採血ばかりされてさぞかし嫌だろうなあと思いますが、どうか我慢してくださいね。

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Tamago Clinic

頭殿長

前回の続きです。妊娠5週初めで子宮内に胎嚢が確認できると、妊娠6週初めで胎嚢内に米粒の1/3ほどの胎芽(胎児になる細胞の塊)が見え、拍動を始めます。さらに一週間経過して妊娠7週に入ると、胎嚢は30-40mm、胎児の座高(頭殿長:CRL)は10mmに育ちます。下の写真が妊娠7週0日の子宮の超音波検査画像です。私たちの仕事はほぼ終わり、妊婦検診(周産期管理)をしてもらえる病医院へバトンタッチしています。

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Tamago Clinic

胎嚢

胚移植終了後、約2週間で妊娠判定日がやってきます。患者さんも、私たちクリニックのスタッフも、ストレスがかかってドキドキする日です。絨毛が生産するHCGというホルモンを測定して着床の有無を診断します。無事に着床していれば、さらに1週間後、妊娠5週初めに、血中HCG値は数千mIU/ml まで伸び、経腟超音波で子宮内に胎児が育って行く部屋ともいえる「胎嚢(たいのう)」という袋状のものが見えてきます。HCG値が伸びているのに、子宮内に胎嚢が見えない場合、子宮外妊娠(異所性妊娠)を考慮しながら慎重に経過観察を続けます。
超音波検査装置の画面に映っている子宮内の黒い小さな袋がわかるでしょうか。この胎嚢をとりあえず見るために患者さんと私たち生殖医療関係者は日々闘っています。

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家族

新しいクリニックでの診療もようやく馴染んできたように思います。
オープン時に、以前よりセキュリティでお世話になっているK氏から、私たちのクリニックにぴったりの絵画をいただきました。日展評議員の百貫俊夫氏の「家族」という作品です。つがいの鳥と親鳥の背に乗る可愛い仔鳥が描かれています。新しいクリニックでもたくさんの幸せな家族ができますよう精進していきたいです。

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桜2013

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今年も桜のシーズンが訪れました。小松の永遠幸レディスクリニック玄関前の桜も兼六園の桜も4月第2週目で満開を迎えたようです。地球温暖化のせいか天候の不安定化を象徴するような春の嵐もありましたが、4月10日に卯辰山ふもとの「山乃尾」で、金沢たまごクリニックと永遠レディスクリニックのスタッフ合同のお花見を催すことができました。今年は、新しいスタッフも増えたので、歓迎会も兼ねて、楽しいひとときを過ごしました。英気を養い、チームプレイで今後もよりよい生殖医療を頑張っていきたいと思います。


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