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頭殿長

前回の続きです。妊娠5週初めで子宮内に胎嚢が確認できると、妊娠6週初めで胎嚢内に米粒の1/3ほどの胎芽(胎児になる細胞の塊)が見え、拍動を始めます。さらに一週間経過して妊娠7週に入ると、胎嚢は30-40mm、胎児の座高(頭殿長:CRL)は10mmに育ちます。下の写真が妊娠7週0日の子宮の超音波検査画像です。私たちの仕事はほぼ終わり、妊婦検診(周産期管理)をしてもらえる病医院へバトンタッチしています。

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Tamago Clinic

胎嚢

胚移植終了後、約2週間で妊娠判定日がやってきます。患者さんも、私たちクリニックのスタッフも、ストレスがかかってドキドキする日です。絨毛が生産するHCGというホルモンを測定して着床の有無を診断します。無事に着床していれば、さらに1週間後、妊娠5週初めに、血中HCG値は数千mIU/ml まで伸び、経腟超音波で子宮内に胎児が育って行く部屋ともいえる「胎嚢(たいのう)」という袋状のものが見えてきます。HCG値が伸びているのに、子宮内に胎嚢が見えない場合、子宮外妊娠(異所性妊娠)を考慮しながら慎重に経過観察を続けます。
超音波検査装置の画面に映っている子宮内の黒い小さな袋がわかるでしょうか。この胎嚢をとりあえず見るために患者さんと私たち生殖医療関係者は日々闘っています。

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Tamago Clinic

家族

新しいクリニックでの診療もようやく馴染んできたように思います。
オープン時に、以前よりセキュリティでお世話になっているK氏から、私たちのクリニックにぴったりの絵画をいただきました。日展評議員の百貫俊夫氏の「家族」という作品です。つがいの鳥と親鳥の背に乗る可愛い仔鳥が描かれています。新しいクリニックでもたくさんの幸せな家族ができますよう精進していきたいです。

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桜2013

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今年も桜のシーズンが訪れました。小松の永遠幸レディスクリニック玄関前の桜も兼六園の桜も4月第2週目で満開を迎えたようです。地球温暖化のせいか天候の不安定化を象徴するような春の嵐もありましたが、4月10日に卯辰山ふもとの「山乃尾」で、金沢たまごクリニックと永遠レディスクリニックのスタッフ合同のお花見を催すことができました。今年は、新しいスタッフも増えたので、歓迎会も兼ねて、楽しいひとときを過ごしました。英気を養い、チームプレイで今後もよりよい生殖医療を頑張っていきたいと思います。


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絨毛とHCG

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初期胚(分割胚)あるいは胚盤胞を移植した後は、ドキドキしながら妊娠の判定日をお待ちになられると思います。移植した細胞が元気に増殖して絨毛という細胞が作られ、子宮内膜細胞とコネクションを持った時点で着床成立、つまり妊娠のスタートとなります。絨毛細胞は、チューリップの球根が土中に根をはって水分や養分を取り入れるように、子宮内膜から栄養分を吸収すると同時に新陳代謝による老廃物とホルモンを排出します。物質交換する場所が作られるわけで、将来の胎盤の一部になります。この絨毛から生産されるホルモンをHCG(ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン)といい、早期の妊娠判定に利用しています。
HCGは尿中にも検出されますが、血液の方が正確で定量できて、絨毛の元気さに比例して増加していくため妊娠の予後の診断にも役立つので、体外受精をしている施設では血液検査をすることが多いと思います。
上の写真は、胎嚢の周囲に付着している絨毛です。


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