labo report

アシステッドハッチングって...?

最近アシステッドハッチング(AH)という言葉をよく聞くことがあるかと思います。

ではAHとはいったい何なのでしょう?

以前、胚盤胞は透明帯という殻を脱ぎ捨てて子宮内膜に接着し、着床するとお話したことを覚えていますか?この、殻を脱ぎ捨てるという行動をハッチングといいます。そう、このハッチングを人の手でお手伝い(アシスト)することがアシステッドハッチング(AH)です。

通常は胚自身の力や酵素の力などで自然と殻が破れるのですが、まれに殻が分厚かったり硬かったりして破れにくいことがあります。そんな時にこのAHをしてあげることで、着床しやすいように手助けしてあげることができます。

 

では、胚を移植する時いつでもAHすればよいのでしょうか?

そうではありません。例えば採卵2日後に移植する時、胚は4細胞などの分割胚の状態にあります。この時期に透明帯を取ってしまうと、1つ1つの細胞がくっつていないため、細胞みなが離れ離れになってしまいます。透明帯は細胞がばらばらにならないように囲ってくれているのです。その後胚盤胞になるころには細胞間の結合が強まり、もうばらばらになることはありませんが、透明帯は周囲からの悪影響を受けないよう胚の中身を守ってもくれています。このように、透明帯はある時期の胚にとってとても大切なガードマンのような存在なのです。つまり、もう殻を脱ぎ捨てる準備が整っているのに殻が破れない時はAHがとても有用なものとなりますが、まだ脱ぎ捨てる準備が整っていないのに無理矢理殻を脱がせてしまうことが胚にとっていいこととは言えないのです。ですから、私たちはAHを行う時期と必要性を見極めてハッチングを手助けしています。

Tamago Clinic

立春を迎えて

今年の冬は厳しい寒さと雪でしたが、『立春』を迎えてから、かなり寒さが和らいできましたね。

最近、よく聞かれることに「どうしたら良い卵が採れますか?」ということがあります。良い卵子が採れることは妊娠の近道です。あれが良い、これが良いと言われるものは、いろいろあるようですが、特効薬は未だないのが現状のようです。地道にバランスのとれた栄養を取ることが最善策と思われます。また、その栄養をしっかり卵子まで届けなくてはいけません。栄養を体の隅々まで送るのは血液です。寒さや冷えで末端の血管が細くなり、血液がうまく送れず、その結果、栄養も送れないとなると大変です。少し暖かくなってきていますが、体を冷やさないように気をつけてくださいね。

Tamago Clinic

男女の出生率について

男女の出生率を知っていますか?

自然界では、男:女=105:100と言われています。

よく"幼児期の男の子の方が、体が弱い"と耳にしませんか?

成人後は100:100になるそうなので、バランスを取るため

自然界では作用しているようです。

ただ女性の方が長寿なので、最終的には逆転してしまいますね。

 

当院での出生児男女比を見てみました。

今までに累計797名の出産報告をいただいています。

その比は、男:女≒100:105でした。

年の変動もあるので今後も見ていきたいと思います。

今年もたくさんの出産報告が届くこと願っています。

 

 

Tamago Clinic

新しい年 2011

みなさま明けましておめでとうございます。

 

今年当院は、10年目を迎えます。

気持ちも新たに、みなさまのお力になれる様

取り組んでいきたいと思います。

 

今日から外来診療が始まります。

ご不便をおかけすることもあるかと思いますが、

今年もよろしくお願いします。

 

新しい年が、素晴らしい一年でありますように

スタッフ一同心よりお祈り申し上げます。

Tamago Clinic

着床

着床とは、たまご(胚)と子宮内膜が接着して相互に物質交換できる状態になることです。チューリップの球根を植木鉢の土に埋めてあげた後、根が生えてきて土から水分や栄養分を吸収できるようになった状態をイメージしてもらうといいかもしれません。

移植したたまご(胚)は、次の過程を経て着床します。

①「初期胚」は細胞数が100個ほどの「胚盤胞」に発育して拡張する ②「胚盤胞」は拡張することや酵素の作用などにより、透明帯という殻を脱ぎ捨て「脱出胚盤胞」になる ③ 子宮内膜の細胞に接着し周辺の細胞をかき分けて内膜の奥(子宮間質)に潜り込む

この一連のステップを完了して着床に成功し、さらに発育が進んで絨毛(球根に例えたら根に相当する細胞)が増えてくると、約1週間後の妊娠判定日にHCGというホルモンが検出されて「おめでとう」となります。

Tamago Clinic

labo report

アーカイブ

金沢たまごクリニック
TEL 076-237-3300
(完全予約制)